サッカー明治安田J1リーグ第25節、ファジアーノ岡山が10日アウェーでガンバ大阪と対戦。苦しんできたエースが躍動しました!
夏の中断期間をあけ3週間ぶりのリーグ戦。約3万5千人が詰めかけた敵地での一戦で躍動したのは、今シーズンここまでノーゴールのフォワード・岩渕弘人でした。
ファジアーノは前半10分。34歳のボランチ・藤田息吹が相手を1人かわしてシュート。相手のまたを抜いてからの左足のシュートは岩渕の足にわずかに当たり、記録は岩渕のゴールに。幸先よく先制点を奪います。
さらに岩渕は前半36分相手ゴール前で起点となると、味方のパスに反応し右足を振り抜きます。昨シーズン13得点を奪いJ1昇格に貢献するも、今シーズンはこの試合までノーゴール……苦しんできたエースの復活を告げる2ゴールで、ファジアーノがリードを広げます。
その後は守備の時間が多くなりますが、全員で体を張りゴールを死守。すると、試合終了間際のコーナーキックで、ファジ一筋5年目・木村太哉がヘディングでゴールを奪い勝負あり。
J1初の3得点を奪い敵地で快勝したファジアーノ。17日の柏戦で5月以来のホーム戦白星を目指します。
(ファジアーノ岡山 FW/岩渕弘人 選手)
「すごい温かいメッセージだったり、声援を送ってくれたおかげで下を向かずにやってこれたと思うし、たくさんの人に感謝したい。次の試合からも自分らしく守備から全力で戦ってチームの力になれるように練習から頑張りたい」
【ファジアーノ岡山 3‐0 ガンバ大阪】