小豆島で五目飯を供えて無縁仏を供養するお盆の伝統行事「川めし」が行われました。
14日の日の出前の午前5時ごろ、香川県小豆島町の寒霞渓ふもとの別当川の河原では地元の家族6組が集まりました。
石で作った「かまど」に釜を置いて火をおこし、油揚げやニンジン、シイタケなどを入れた五目飯を炊きあげます。
そして柿や柏の葉12枚に盛り付け、かまどの上に供え、手を合わせます。
川めしは生前の悪行の報いで飢えや渇きに苦しむ餓鬼に食べ物を与える伝統行事で、小豆島町の無形民俗文化財に指定されています。
(参加者は―)
「みんなと食べるとおいしいです」
「みんなで集まるのはいいことだから、ずっと続けてはいきたい」
この五目飯を食べると夏バテしないとされていて家族が輪になって味わっていました。