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【速報】旧香川県立体育館の解体工事 競争入札に1社以上が応札、技術審査へ

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 建築家・丹下健三が設計した旧香川県立体育館の解体工事の業者を決める一般競争入札の開札が5日行われ、1社以上が応札したことが分かりました。

 入札は9月2日から4日まで受け付け、5日午前9時半に開札。その結果、1社以上の応札がありました。企業名と数は公表していません。「入札後審査型の一般競争入札」のため、県が今後、入札した企業の施工実績や環境対策、安全対策の提案を総合評価して落札企業を決定します。通常は審査に1カ月程度かかるということです。予定価格は9億2000万円余りです。

 旧香川県立体育館を巡っては、建築家らで作る団体が7月、県から建物と敷地を買い取るなどして、民間の資金でホテルなどに再生することを提案。しかし、県と県教委は「事業主体が明確でない上、地震で建物が倒壊する危険があり、安全確保が急がれる」として、8月7日に予定通り解体工事の入札を公告していました。

 淀谷教育長は5日午前10時から臨時の記者会見を開いて開札結果とこれまでの経緯を説明。「今後も民間団体の話は聞く」とする一方、県が解体を判断した理由などを改めて県民に説明する場を持つ考えを示しました。

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