香川県は2024年3月に策定し、3年計画で進めている「香川県南海トラフ地震・津波対策行動計画」について、初年度の進捗状況を評価しました。
事前の対策について定めた98事業については、A評価が87、B評価が10、C評価が0、D評価が1でした。発災直後の対策について定めた75事業については、A評価が71、B評価が1、C評価が0、D評価が3でした。早期の復旧・復興対策について定めた33事業については、A評価が33、B、C、D評価は0でした。
合計した206事業のうち、A評価が92.7%にあたる191事業で、B評価が5.3%、C評価が0%、D評価が1.9%でした。A評価は、事業の進捗状況が33.4%以上で「順調に推移している」と判断したものです。
香川県は、今後も継続的に事業を実施するとともに進捗状況が低調だった事業については重点的に遂行し、計画の目的である「人的被害をゼロに近づける」よう努めるとしています。