香川県のデジタル化に関する会議が開かれ、進捗状況が報告されました。
香川県は行政サービスの利便性向上や県内産業の振興につなげようと、2021年度、デジタル化に関する5カ年計画を策定しました。6日の会議では初年度の進捗状況が報告されました。
「産業分野」では草刈りロボットなどのスマート農業技術を導入した事業者が、前の年度の約1.6倍と順調に増えています。
一方、オンライン申請などができる割合を2025年度には100%にするとしている「行政手続き」に関しては、2021年度末時点で4.6%と厳しい状況です。
2022年度末までにほぼ全ての県民が保有することを目指すとしているマイナンバーカードも、2021年度末の保有率は42.7%にとどまりました。
(香川県デジタル戦略室/井手下慶博 総室長)
「県民の皆さまの声をどんどん吸い上げて、今後のデジタル化、より暮らしやすい香川県づくりにつなげていきたい」