高松市は9日、病院局と消防局の職員2人を減給の懲戒処分にしました。
減給10分の1、3カ月の懲戒処分を受けたのは、病院局の62歳の男性医長です。
高松市によりますと、男性医長は2025年6月、匿名の患者が書いた意見書を故意に破って廃棄したということです。
高松市の調べに対して医長は「そんなことはしていない」と話しているということです。
消防局の47歳の男性消防司令補は、減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けました。
男性消防司令補は2024年9月から2025年1月にかけて、消防のイベントで合理的な理由がないのに、部下を大声で叱責したり器具で頭を軽く叩いたりするなどパワハラ行為をしたということです。
男性司令補は一部の行為を認めていません。
高松市は現場を見ていた別の職員への聞き取りなどから2人の行為を認定しました。高松市は2人の監督者にあたる病院局の院長と消防局の調整官をそれぞれ訓告処分としました。