Park KSBアプリに寄せられた疑問をもとにお伝えする「みんなのハテナ」です。今回のテーマは「ウォーキング」。ウォーキングの専門家に聞きました。
岡山市北区表町の猫背・姿勢改善スタジオ「Nature」です。疑問に答えてくれたのは、スタジオの代表でウォーキングコーチの片山翔太さんです。
片山さんはウォーキングを通して正しい姿勢や体力づくりなど会員らの健康をサポートしています。
どんな効果があるのでしょうか?(玉野市 くまっち 56歳)
(Nature/片山翔太 代表)
「ウォーキングの効果は3つあると思っています。1つ目は足腰を鍛えていく筋力を向上する。そしてバランスを保ちながら姿勢の改善にもつながるというふうなことがあります。2つ目の効果はですね、生活習慣病などの予防の効果があると思っています。内臓脂肪を減らしたりとか全身の血行を良くする、こういった効果があると思っています。3つ目が心のリフレッシュですね。ストレスを発散するとか、仲間と一緒に歩くとか、景色を見ながら運動するだけでちょっと心がすっきりすると、そういうふうな効果があると思ってます」
ウォーキングは体と心の両方に効果があるということなんですね。
正しい歩き方(岡山・和気町 きよまろまろん 61歳)
(Nature/片山翔太 代表)
「上半身と下半身のポイントが2つあります。上半身については背筋をしっかりとまっすぐ保ちながら歩いていただくと、背中を丸めるのではなくて意識的に胸を張って体をまっすぐ保ちながら歩いていただく。2つ目、下半身は大股で歩きすぎないように注意をしていきます。自然な歩幅を選びながら歩いていただきます。足の指をしっかり使いながら歩いていきましょう」
ただ歩くだけではなく姿勢やスピードを意識しながら歩くことによって効果が高まるということです。
効果的な距離や速さはあるのかな(岡山市 ぬぬおやじ 67歳)
(Nature/片山翔太 代表)
「1日に7000歩~8000歩を目安にしていただいて歩いていただくといいと思います。ただし個人差があるのできつ過ぎない、そして楽過ぎないきつさを選んでいただいて歩いていただくといいと思います。そして速さについてですが、普段歩いている速度よりも少しだけ早いスピードを維持しながら歩いていただくのがいいと思います」
片山さんは自分で歩いて、試しながら自分にあった歩きを見つけてほしいと言っています。
ウォーキングシューズの選び方(坂出市 みよまま 59歳)
(Nature/片山翔太 代表)
「まず第一に軽さですね。適度な軽さを選んでいただくことが大事かなと思います。2つ目がクッション性です。適度なクッション性を選んでいただきたいので、分厚すぎず薄すぎないシューズを選んでいただくと。3つ目が足囲と言いまして足の指の幅の部分です。こちらがちょっと狭過ぎると足の指が窮屈になって靴擦れとか安定性を欠いてしまったりすることが出てくるので、足の幅がゆったりととれるサイズを選んでいただくことが大事かなと思います」
片山さんはウォーキングを安全に行うには体調管理が大切だとしています。
日焼け対策や防寒対策水分補給など、季節や気候に合わせた準備をしっかりしてウォーキングを楽しんでほしいとしています。
(2025年10月16日放送「News Park KSB」より)