瀬戸内国際芸術祭の秋会期は9日が最終日です。春会期から始まり107日間にわたって行われた3年に一度の現代アートの祭典が幕を閉じます。
会期中は、多くの人でにぎわった高松港もあいにくの雨とあって人影はまばらでした。フェリー各社によりますと、ピーク時には積み残しも出ていた島へ向かうフェリーも、9日午前の便の乗船率は3割~6割ほどだったということです。
(直島からの客は―)
「ギリギリ駆け込みました」
「そんなに混んではなかった印象です。ラッキーでした」
瀬戸芸の実行委員会によりますと、春会期の来場者数は、延べ32万668人で3年前の前回の約1.4倍、また夏会期は、延べ28万2702人で前回の約1.5倍だったということです。
閉会式は9日午後7時から行われます。