同性同士の結婚を認めないのは「憲法違反」として全国の同性カップルらが国を訴えた裁判が、最高裁判所の大法廷で審理されることになりました。香川県在住の原告は記者会見で「真っ当な判断を願う」と述べました。
三豊市に住む田中昭全さん(48)と川田有希さん(40)ら同性カップルらが、2019年以降、全国5つの裁判所で6件の訴訟を起こしています。
2人が原告に加わった関西訴訟の大阪高裁判決を含め、5つの高裁が同性婚を認めない法律の規定は「法の下の平等」を定めた憲法14条などに反するとして「違憲」と判断しました。
最高裁判所は3月25日付で6件の上告を受理し、15人の裁判官全員で審理する大法廷で結論を出すことを決めました。2027年中にも統一的な憲法判断が示される見通しです。
これを受けて弁護団が26日、東京で記者会見を開き、川田さんも三豊市からオンラインで参加しました。
(三豊市在住の原告/川田有希さん)
「私たちの共同生活は今年で19年目を数えますが、最初の一歩である結婚がいまだできないことで、人生は停滞したままです」
川田さんは、「理解が進んでいないから」と立法府が一般市民のせいにして不平等を是正しない間に、応援してくれていた友人や愛犬の「つぶ」があの世に旅立ったと話しました。
(三豊市在住の原告/川田有希さん)
「いつまでここに立ち止まっていないといけないのでしょうか。司法の立場から法の下の平等に反していることを明確に指摘してほしいです。屁理屈はもうたくさん。真っ当な判断を真っ当にしてください」