「ゲージツ家・クマさん」として親しまれた篠原勝之さんが4月17日、肺炎で亡くなりました。84歳でした。クマさんは、庵治石のオブジェを制作するなど香川とも深い関係がありました。
(篠原勝之さん[2004年])
「岩がはじける音ってすごいな」
クマさんは2000年ごろから高松市庵治町の庵治石を使った作品を制作していました。
香川県琴平町にある日本最古の芝居小屋、金丸座の大改修工事で不要になった鉄の柱を活用し、庵治石と組み合わせたオブジェも制作して2005年に序幕式を行いました。
(篠原勝之さん)
「宙(そら)にかぶくっていう名前にしようと思うんだ……」
この作品は今も金丸座の近くに展示されています。
クマさんの訃報が伝えられたのは2026年のこんぴら歌舞伎の会期中でした。訃報を受けてクマさんの作品がどこにあるかをたずねる観光客もいたそうです。
(篠原勝之さん[2005年])
「俺らは自然の中でたまたま生きてるんだよね。自然が駄目なときは駄目。運のいい人は晴れた日に虹と一緒に地球の一員だとふと感じたりする」