自民党の平井卓也衆院議員が自身の政治資金パーティーを巡る映画や報道で「名誉を傷つけられた」として民事訴訟を起こしてから丸1年。6月30日、高松地裁で5回目の口頭弁論が開かれました。
平井議員は、ドキュメンタリー映画「香川1区」の大島新監督と製作会社、KSB瀬戸内海放送に対し、損害賠償や放送とウェブでの謝罪などを求めています。
第5回口頭弁論では、2026年4月に裁判官2人が交代したことを受け、原告側、被告側、裁判所で争点の整理や今後の審理の進め方を改めて協議しました。そして、映画や報道の部分的な表現ではなく、「全体として何を伝えているのか」に焦点を当てて審理することを確認しました。
被告のKSB側は、映画と報道は時期が異なり、ニュースで伝えたのは平井議員の政治資金規正法違反での不起訴処分について検察審査会が「不当」と議決したことだと主張しました。
これに対し、原告の平井議員側は「不起訴不当については他のメディアも報道しているが、KSBのみが10数分かけてその論証をしている」と主張しました。
次回は7月31日、弁論準備手続(非公開)が行われます。