ニュース

大腸ポリープの確実な切除でがんのリスク低減へ 岡山大学が研究成果を発表

 岡山大学は、大腸ポリープを内視鏡で切除する時の新たな「視野確保法」について検証し、従来の方法と比較して、大腸ポリープと正常な粘膜との境界をより明確に識別できることが明らかになったという研究成果を発表しました。今回の発見は、大腸ポリープの確実な切除に貢献する可能性があり、大腸がんの予防につながることが期待されるとしています。

 岡山大学病院消化器内科の豊澤惇希医員と岡山大学学術研究院医療開発領域(岡山大学病院・消化器内科)の山崎泰史助教が、富士フイルムと共同研究を行ったものです。大腸ポリープの内視鏡切除において、ポリープと正常な粘膜との境界が分かりにくい場合、完全に取り除けずに残存してしまう可能性があり、将来的に大腸がんが発生するリスクがあります。

 研究では、内視鏡用の視野を確保する際に用いるゲル「ビスコクリア」を使った新しい視野確保法で内視鏡切除を行うことで、従来の方法よりも大腸ポリープが見やすくなることを証明したということです。特に洗腸(下剤を服用して便を出し、大腸の中をきれいにしておくこと)が不十分な場合でも確実なポリープの切除が可能だとしています。

KSB 報道
執筆:KSB報道
岡山・香川エリアを中心に日々ニュースを取材、発信しています。
KSBニュースのX(旧Twitter)アカウント

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース

ADVERTISEMENT