北朝鮮が先月に発射した新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星19」について、韓国の国防相が「ロシアからの技術支援の可能性を否定できない」との分析を明らかにしました。
金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防相は今月11日、北朝鮮の新型ICBM「火星19」について、韓国軍が既存のミサイルの改良型ではなく新型のミサイルとみていることを明らかにしました。
そのうえで、発射の前にエンジンの地上実験が確認されなかったことから、ロシアからの技術支援の可能性が「否定できない」としています。
北朝鮮が先月31日に発射した火星19は迅速な発射が可能な固体燃料式とみられ、飛行時間、最高高度ともに過去最大となっていました。