東京・府中市の信用金庫で当時39歳の男性職員が殺害された事件が未解決のまま20年経つのを前に、遺族らが情報の提供を呼び掛けました。
2005年2月14日、多摩信用金庫・府中支店で、帰宅しようとした後藤博樹さんが、男に刃物で刺され死亡しました。
博樹さんの母親・リウさん（81）は毎年2月になると、事件現場の前に立ち目撃情報などを探し続けています。
母親 後藤リウさん 「いつも、今年こそは今年こそはと思って、ここに立たせていただいて、（20年経っても）いまだ未解決ですので長いなと。息子の気持ちを思うといたたまれない」
警視庁とリウさんらは、犯人の特徴が書かれたポケットティッシュを配布し情報提供を呼び掛けました。
警視庁は、「絶対に犯人を検挙するためにどんなささいな情報でも構わない」としています。
