アメリカとロシアの首脳がウクライナでの戦争終結に向けた交渉を開始することで合意したことに関し、林官房長官は「評価するには尚早」と述べるにとどめました。
林官房長官 「ロシアによるウクライナ侵略に対応するにあたり、米ロ両国の関係は極めて重要でありまして、その動向を注視して参ります」
12日、アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領が電話で会談しました。
林長官は「(米ロの)首脳同士が相互訪問する可能性やウクライナに関する交渉の開始も取り上げられた」としたうえで、「現時点で、第三国間のやりとりについて政府として評価を述べることは尚早と考える」と、述べるにとどめました。
そのうえで、ウクライナの公正かつ永続的な平和の一日も早い実現に向け、日本政府は「国際社会と緊密に連携して取り組む」と改めて強調しました。