アメリカのトランプ大統領は貿易相手国の関税と同じだけの関税を課す「相互関税」の発動に向けた文書に署名しました。
トランプ大統領は13日、「私は公正さのため、相互関税を課すことを決定した。これはすべての国に対してだ」などと述べ、「相互関税」発動に向けた文書に署名しました。
「相互関税」とは貿易相手国の関税と同じ水準の関税をアメリカも輸入品に課すというものです。
トランプ氏は各国の規制や検査といった非関税障壁も「相互関税」を課す判断基準になるとし、課税を回避したいのならアメリカに対する関税を引き下げたり、廃止すればよいと強調しました。
「相互関税」の発動に向けては貿易赤字の多い国から調査が始まり、少なくとも数週間かかる見通しです。
日本も対象に含まれる可能性があります。
