大阪府熊取町にある会社の敷地内の井戸から国が設ける暫定目標値の1460倍の有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことが分かりました。
大阪府などによりますと、熊取町にある住友電工の子会社「住友電工ファインポリマー」の敷地内の井戸から暫定目標値の1460倍にあたるPFASが検出されました。
また、敷地内の他の井戸からも100倍を超える数値が確認されています。
PFASの一部は健康への影響が指摘されていますが、住友電工によりますと、高濃度が検出された井戸水は商品の生産や飲み水には使われていなかったということです。
府は原因の調査を進めるとともに、周辺の井戸の所有者に対して水を飲まないよう呼び掛けています。