アメリカのトランプ大統領はG8(主要8カ国)の枠組みからロシアを排除してG7としたのは「誤り」だったとして、ロシアの復帰を望んでいると述べました。
アメリカ トランプ大統領 「(ロシアに)戻ってきて欲しいと思っている。(G8から)排除したのは誤りだった。ロシアが好きとか嫌いとかの問題ではない。G8だったんだ」
2014年にロシアがクリミア半島を併合した制裁措置として、アメリカや日本などはG8からロシアを排除しました。
トランプ大統領は13日、ロシアをG8から排除しなければウクライナでの戦争は起きていなかったとの認識を示し、ロシアを排除したのは誤りで、復帰を望むと述べました。
また、ロシアとウクライナの戦争終結に向けた米ロの交渉にはウクライナも参加するとし、ドイツのミュンヘンで開かれる国際会合に合わせてアメリカとロシアが14日に協議し、ウクライナの高官も招待されるとの見通しを示しました。
また、トランプ氏はロシアと中国の3カ国で国防費の削減や核兵器の軍縮に向けた協議を進めるべきとの考えを示し、中国の習近平主席との早期会談に強い意欲を示しました。