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天皇陛下65歳に 戦後80年…激戦地や被爆地へ“慰霊の旅”も

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2月23日に65歳の誕生日を迎えられる天皇陛下。戦後80年の今年は激戦地への“慰霊の旅”が計画されていて、硫黄島や沖縄を訪問する方向で調整が進められています。(2月22日OA「サタデーステーション」)

■愛子さま 百合子さましのぶ儀式に

22日、東京文京区の豊島岡墓地には、天皇皇后両陛下の長女・愛子さまや、秋篠宮家の佳子さま、悠仁さまの姿がありました。去年11月に亡くなられた三笠宮妃百合子の「墓所百日祭の儀」に参列されました。

愛子さまは、去年の春に社会人となり、成年皇族としてのお務めを果たされています。

去年9月の那須御用邸の静養の際には、天皇陛下の頭に蚊がついてしまうハプニングも。愛子さまがやさしく手で払い事なきを得ました。

■「私と雅子は戦後生まれ」“慰霊の旅”も

天皇陛下は“戦争の記憶”との向き合い方について、去年の記者会見で、「私と雅子は戦後生まれであり、戦争を体験していませんが、亡くなられた方や、苦しく、悲しい思いをされた方々のことを忘れずに、過去の歴史に対する理解を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切ではないかと思います」と述べられました。

これまでは特に上皇ご夫妻が太平洋戦争の激戦地を自ら訪ねる“慰霊の旅”への思いを強くしてきました。戦後60年ではサイパンの「バンザイクリフ」を訪問。戦後70年ではパラオのペリリュー島などを訪問しています。

天皇陛下は上皇ご夫妻の思いを引き継ぎ、2022年には沖縄を訪問。その時には体験者や遺族たちとの対話を重ねていました。

テレビ朝日宮内庁担当 遠藤行泰記者 「沖縄で戦没者慰霊碑に献花をされた後、本当に暑い日だったが、時間をオーバーしても体験者らの話をひとりひとり聞くということがあった。じっくりと話を伺っていた場面だった。(戦争や災害を)直接体験された方から話を聞く、それを語り継いでいくということに、象徴としての役割を見出しているように感じた」

宮内庁は“慰霊の旅”として、沖縄・長崎・広島への訪問を検討しているほか、4月には硫黄島への訪問を予定しています。

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