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セブン&アイHD 井阪社長 退任で最終調整 後任は社外取締役 初の外国人

経済

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 セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長が、退任する方向であることが分かりました。

 関係者によりますと、セブン&アイは井阪社長が退任し、後任に社外取締役で過去に「西友」の最高経営責任者などを務めたスティーブン・ヘイズ・デイカス氏を起用する方向で最終調整に入ったということです。

 セブン&アイ・ホールディングスで外国人がトップに就任するのは初めてです。

 近く取締役会を開き、正式に決定するとみられます。

 セブン&アイは、カナダのコンビニ大手から買収提案を受けています。

 対抗策として、創業家が金融機関や伊藤忠商事などと共同で自社買収することを検討していましたが、資金調達ができず白紙となっていました。

 コンビニ事業への集中を進めるなか、トップの交代により、国内に加えてグローバルでも強化していく狙いがあるとみられます。

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