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備蓄米 初回分の残りも早期入札へ 江藤大臣が表明

経済

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 江藤農林水産大臣は放出が決まっている政府備蓄米21万トンのうち、残りの6万トンについて、当初の想定よりも早いペースで入札を実施する考えを明らかにしました。

 現在、放出が決まっている備蓄米21万トンのうち、初回分15万トンの入札は10日に行われます。

 一方、放出量を21万トンにする目安としていた業者が集荷したコメの不足分は1月末時点で23万トンと、前の月に比べて2万トン増えています。

江藤農水大臣 「正直なところですね、15万トンを出してしばらく様子を見ることも必要かと思っておりましたけれども、まさに2万トン、集荷業者に集まっていないというエビデンスがそろいましたので、これはもう早めに追加することの方が正しいだろうと判断した」

 備蓄米が放出されることで、新たに参入した業者がこれまで保管していたコメが流通する可能性もありますが、品質管理や安全性に懸念の声が上がっています。

 これに対して江藤大臣は、信頼のおける業者から購入するよう卸や小売り業者に呼び掛けることなどを検討するとしました。

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