個人が保有する預貯金や株式など家計金融資産の合計が去年末の時点で2230兆円余りとなり、過去最高を更新しました。
日本銀行が発表した2024年第4四半期(10月から12月)の資金循環統計の速報によりますと、家計の金融資産の合計は2230兆2808億円でした。
前の年の同じ時期と比べて4%増えていて、過去最高を更新しました。
株価の上昇に伴う株式や投資信託のほか、円安によって外貨建て保険などが数字を押し上げました。
特に投資信託は新しいNISA(少額投資非課税制度)が去年1月から始まったこともあり、27%増加しました。