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「ボールはイスラエルに…」イスラム教とユダヤ教の祝日でガザ停戦にハマス同意

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 戦闘が再開されたガザ地区に関して、イスラム組織「ハマス」が、一時的な停戦に同意したことが分かりました。イスラエル側も賛同して停戦の第2段階に進むかが焦点です。

 カタールのメディアは、停戦を仲介するエジプト情報筋の話として、ハマスが、イスラム教の祝日が始まる3月30日からユダヤ教の祝日が終わる4月20日まで停戦を実施することに同意したと報じました。

 実現すれば、ガザ地区への支援物資の搬入が再開され、停戦の第2段階に向けた交渉が可能になるとしています。

 引き換えとして、ハマスは拘束しているアメリカ人を含む人質5人を解放することが条件となっています。

 この情報筋は「ボールはイスラエルとアメリカにある」と述べています。

 一方、ハマスはアメリカが最近提示した案を拒否していたことも明らかになりました。

 この案は、ハマスが武器を放棄して、イスラエルへの敗北を宣言する代わりに、指導者らをガザ地区の外に安全に避難させたうえ、金銭的な保証もすることが含まれていたとされています。

 こうしたなか、ハマスは新たに人質の映像を公開しました。

 停戦交渉を巡って、イスラエル側に揺さぶりをかける狙いがあるとみられます。

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