2月の有効求人倍率は1.24倍で6カ月ぶりに減少となりました。物価高騰の影響で企業などが人件費に費用を割けないことが影響しました。
厚生労働省によりますと、2月の有効求人倍率は1.24倍で、前の月と比べて0.02ポイント減り、6カ月ぶりのマイナスとなりました。
企業などが原材料や光熱費の高騰で人件費に費用を割けないため求人が出せず、全産業でマイナスとなっています。
また非常勤の国家公務員について、継続して働きたい場合に最大3年ごとに求人に応募しなおす必要がなくなり、求人の数が減ったことも影響しているということです。
一方、2月の完全失業率は2.4％で、前の月と比べて0.1ポイント低下し、5カ月ぶりに改善しました。
