中国が台湾周辺で展開する軍事演習を巡り、台湾当局は中国軍の空母などが警戒区域に入り、監視していると発表しました。
台湾当局は1日朝、空母「山東」などの中国軍の艦隊などが3月29日以降に台湾側が定める警戒区域に入ったのを把握していると公表しました。
中国軍の動きを厳重に監視しているとしたうえで、「中国軍は台湾周辺とインド太平洋地域で軍事活動を拡大している」「地域の安定を破壊し、国際社会における最大のトラブルメーカーになっている」と中国側を批判しました。
また、台湾当局は「紛争をエスカレートさせず、紛争を誘発しない」という原則を堅持し、慎重に対応するとしています。
中国軍は1日から台湾周辺で軍事演習を実施すると発表しています。
映像提供:台湾国防部