アメリカのトランプ大統領が世界中に相互関税を課すと発表し、中国が報復措置を取るなど貿易摩擦が激化するなか、上海の株式市場は大幅に値下がりました。
4日の上海株式市場は代表的な株価指数の「上海総合指数」が7.34%値下がりしました。
トランプ大統領による相互関税の発表などを受け、世界の株式市場が値下がりするなかで、中国でも景気悪化の懸念が高まっています。
また、深センの総合指数も9%以上、大幅に値を下げています。
中国株の大幅下落を受け、中国政府は市場が閉まる前に株式市場への介入を公表しました。
政府系ファンドを使ってETF(上場投資信託)を買い足し、今後も保有額を増やしていくとしています。