大阪・関西万博で、男が「リュックに爆弾がある」などと言い、警備員らの業務を妨害する騒ぎがありました。入場ゲート前から報告です。
（大野聡美記者報告） バスやタクシーで訪れる人専用の西ゲートです。
14日のまさにこの時間、西ゲートは一時騒然としました。ANNのカメラがその様子を捉えました。
警察によりますと、14日午前11時半ごろ、西ゲートを訪れた80歳の男が手荷物検査に応じず「中に爆弾あるんや」と話し、リュックを地面に置いたということです。
駆けつけた警察官がリュックの中を調べたところ、爆弾や危険物はなく、会期中何度でも入場できる「通期パス」などが入っていたということです。
男は威力業務妨害の疑いで逮捕され、警察の調べに対し容疑を認め「楽しみにしていた万博でテンションが上がってしまった」と話したということです。
14日は平日にもかかわらず、およそ6万8000人が訪れました。
会場ではテロ対策などのため多くの警察官が警戒にあたっています。
