大阪・関西万博は初めての平日です。携帯がつながりにくくなったり行列ができたり。運営側のトラブル対策はうまくいったのでしょうか。
■万博2日目 トラブル対策は?
目玉展示の一つ、「空飛ぶクルマ」が本当に飛びました。
赤と青の“ミャクミャクカラー”の空飛ぶクルマに観客はくぎづけです。
開幕して2日目の「大阪・関西万博」。
大阪府 吉村洋文知事 「きょうは一日、楽しんで帰って下さい」
14日から子どもを無料招待する大阪府の事業も始まりました。
招待された小学生 「こんな早く来られることないと思うのでラッキーやな」 「アメリカ合衆国のパビリオンの『月の石』が楽しみ」
14万人以上が訪れた13日は入場ゲートで一時、通信障害が起き、電子チケットを表示できない人たちの大行列が発生。
14日も朝から多くの人が訪れていましたが、運営側はゲートにWi-Fiを増設するなどの対応を取りました。
来場者 「きょうすごいスムーズ。きのう(電子チケットの)スクリーンショットを撮って保存して、それをピッとした」
それでも多少のトラブルは起きたようで…。
危険物を持っている人が現れたということで、この辺り一帯が封鎖され始めています。男性が複数の警察官や警備員に囲まれようとしています。警察犬もそばに来ています。
警察官に囲まれていた男性はゲートの外に出されました。中には入らせない判断がなされたようで、大きな問題にはならなかったようです。
会場の中では13日ほどではありませんが、平日の14日も一部で行列が発生していました。
会場内の飲食店も大人気で、すし店では約70の国と地域の料理を提供。営業は午後9時までですが、14日の予約は午後2時半ごろにすべて埋まったといいます。
くら寿司マネージャー 小坂博之さん 「ある程度の想定はしていたが、きのう、きょうの予約が埋まる速度には驚いている」
予約を取れなかった人は…。
入店できなかった人 「食べられなかったのは残念だけど、(閉幕まで)まだ半年くらいあるからまた来ればいいや」
このにぎわいは、しばらく続きそうです。
日本国際博覧会協会 石毛博行事務総長 「課題につきましては“毎日改善”として不断の改善を行い、快適に会場で過ごしていただけるよう引き続き努めて参ります」