電機メーカーの「シャープ」は、三重県内の亀山工場の第2工場を来年8月までに、親会社である台湾の「鴻海精密工業」に売却します。
シャープ亀山工場は2004年に稼働を始めました。
液晶パネルの製造からテレビの組み立てまでを一貫して行い、生産された液晶テレビは「世界の亀山モデル」として世界中から注目されていました。
第2工場では現在、主にスマートフォンやパソコン向けに中型や小型の液晶パネルを生産しています。
シャープは液晶事業の不振を受け、第2工場の生産能力を去年6月にも引き下げています。
設備を売却することで黒字化を図り、業績を立て直す狙いです。
(「グッド!モーニング」2025年5月13日放送分より)