百十四銀行が2025年3月期の決算を発表しました。3年ぶりの「増収増益」です。
(百十四銀行/森匡史 頭取)
「増収増益と増配という結果を示したことから、非常に良好に進んだ1年だったと思う」
百十四銀行の子会社も合わせた2025年3月期の連結の業績は、経常収益が900億円で78億円増、当期純利益は137億円で40億円増えました。貸出金の平均残高や貸出金利の利息などが増加しました。
百十四銀行では2024年度に投資専門会社を設立したり、野村証券と包括業務提携の基本合意書を締結したりしました。
銀行の健全性を示す自己資本比率は前期の9.12%から9.33%に上がりました。
金融・経済状況が好転していることから、2026年3月期は経常利益985億円、当期純利益155億円の「増収増益」を見込んでいます。