警察官になりすまして岡山市の高齢者からキャッシュカードをだまし取り、現金550万円を引き出した疑いで大阪府の無職の男が逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、大阪府松原市の30代の男です。
警察によりますと、2024年10月29日、氏名不詳者が岡山市の70代男性のもとに電話し「あなたの口座から現金が不正に引き出されている」「被害回復のためには不正利用された口座のキャッシュカードを提出する必要があり、警察官が回収しに行く」などと嘘を言い、その後、警察官になりすました男が、男性宅を訪れキャッシュカード6枚をだまし取った疑いが持たれています。また、男は翌日までの間に11回にわたり、現金計550万円を引き出し盗んだとしています。
警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めています。
警察は一連の犯行が特殊詐欺グループのものとみて、捜査を進めています。