東京・江戸川区で20代の弟が兄を包丁で殺害しようとした疑いで逮捕されました。「兄を黙らせるために刺した」などと話しているということです。兄はその後、死亡しました。
警視庁によりますと、15日午後6時すぎ、江戸川区にある都営住宅の一室で「兄の肩を刺した」と20代の男から110番通報がありました。
警察官が駆け付けると、男性が倒れていて、その場にいた男を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。
男性は病院に運ばれましたが、死亡しました。
男性は男の兄で、母親と3人で暮らしていたとみられます。
取り調べに対し、男は「兄とけんかになって黙らせるために台所の包丁で刺した。殺すつもりはなかった」などと容疑を一部否認しているということです。