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2024年の水難事故は23件、12人死亡…梅雨や台風の時期を前に 若手消防士が水難救護の訓練 岡山市

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 梅雨や台風の時期を前に、岡山市消防局の若手消防士が水難救護の訓練をしました。

 岡山市南区の屋内プールで行われた訓練には、岡山市消防局に入って4年目までの消防士25人が参加しました。

 訓練では勤務中に着ている活動服を着たまま泳ぎ、水の中での動きづらさを体験しました。

 また、救助で着用する胴長靴を着た訓練では、中に水が入った時の重さを体験しました。

 そして、袋にロープが入った「スローバッグ」を使って救助訓練をしました。水の流れなどを読んで、救助する人のところに正確に投げるのがポイントだということです。

(岡山市東消防署/齋藤 楓 消防士)
「きょう着泳をしてみて、要救助者の方が実際に水中でどれだけしんどいのかということを知ることができました。要救助者の方をいち早く救うことが私たちにできることだと思うので、まずは資器材の取り扱いだったり自身の泳力を向上させていきたいと思います」

 岡山市消防局によりますと2024年は管内で23件の水難事故が発生し12人が亡くなりました。

(岡山市南消防署 特別救助隊/吉永祐基 隊長)
「どうしても水の事故ではパニックになることが多いです。その中でしっかり助けを求めること、それから、浮くものに対して、浮くものをしっかり身の回りに寄せてきて、しっかり自分で浮くっていうことが大切なのかなと思います」

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