■「子どもがぶつかってきた」
中国籍の解体工・トウ洪鵬容疑者(42)。事故直前の飲酒は長時間にわたる疑いがあることが新たに分かりました。
トウ容疑者は14日、埼玉県三郷市で小学生の列に車で突っ込み、男子児童4人にけがをさせて逃走した疑いが持たれています。
トウ容疑者は妻に「子どもが車にぶつかってきた」と話していたといいます。
トウ容疑者の妻 「彼は『運転している時に子どもが遊んでいて、その子が車にぶつかってきた』と言いました。車を降りましたが、日本語があまりうまくないので『大丈夫?』としか聞けなかったようです。子どもが『大丈夫』と言ったので、その場を離れました。彼は逃げたわけではない」
しかし、警察は飲酒運転の発覚を免れようと逃走したとみています。
トウ容疑者は同乗者の王洪利容疑者(25)とともに事故の直前まで数時間にわたって飲酒していた疑いがあります。
近所の人 「(目撃者から)車は最初から蛇行している感じ(と聞いた)」
一体、トウ容疑者とはどんな人物なのでしょうか。
トウ容疑者は3カ月ほど前まで解体や産廃処理を行う会社でアルバイトをしていたといいます。
トウ容疑者が出入りした会社社長 「3カ月前に、あの人はうちでアルバイト。仕事の時は『しっかり仕事やりなさい』と指示をしたが、仕事よくない感じですね。ダラダラしている感じ」
事故を起こしたとされるSUV(スポーツ用多目的車)は1000万円ほどするイギリスの高級車で、妻によればトウ容疑者本人の名義だといいます。
トウ容疑者は事故後、そのSUVをアルバイト先だった会社の寮の敷地に残して姿を消していたといいます。
トウ容疑者が出入りした会社社長 「早く反省して謝罪してほしい」