ウクライナでの停戦についてロシアのプーチン大統領と電話で会談したアメリカのトランプ大統領は、「停戦の条件は当事者間で交渉される」とSNSに投稿しました。
トランプ大統領とプーチン大統領による電話会談は3月18日以来、2カ月ぶりで、およそ2時間にわたって行われました。
トランプ氏は終了後、自らのSNSに、「会談は非常にうまくいったと感じている」としたうえで、ロシアとウクライナが戦争の終結に向けた停戦交渉を直ちに開始し、交渉の条件についてはロシアとウクライナの当事者間で交渉されることになると指摘しました。
プーチン氏との会話のトーンや雰囲気は「とても良好だった」としています。
ロシアはアメリカとの貿易を望んでいるとして、戦闘終結後にロシアは富と雇用を生み出す絶好の機会があると強調しました。
また、バチカンのローマ教皇庁が停戦の仲介に関心を示しているとしています。
トランプ氏はプーチン氏との電話の後、ウクライナのゼレンスキー大統領やフランスのマクロン大統領らヨーロッパの首脳に会談内容を伝えました。