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乗客“困惑”「降りられない」 航空機が工事現場に“誤進入”

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 着陸直後、誤って工事中の誘導路に侵入した全日空の航空機は動けない状態が続いています。航空機で何があったのか、乗客に話を聞くことができました。

立ち往生した航空機の乗客 「突然止まったので、止まった衝撃はあったけど特に大きな音とかはなかった。ほぼ満席だったので、(乗客は)結構いたと思う」 「早く出たかったけど」

 22日夜、新千歳空港発の全日空機が広島空港に着陸。駐機場に向かう途中に間違って工事中の誘導路に進入し、動けなくなりました。

 その後、機内では…。

機内アナウンス 「本日は、大変ご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした。途中、駐機場ですので、足元お気を付け下さい。地上交通に関しましては今、手配をしておりますので、改めて到着ロビーでご案内させていただきます」

 動けなくなって約1時間半後、乗客乗員132人は全員航空機から降り、歩いてターミナルに向かいました。

立ち往生した航空機の乗客 「急ブレーキの音で、前にのめる感じで(止まった)」

 航空機は工事現場周辺に設置されたライトの台座のコンクリートを乗り越えて停止したということです。

 一夜明け、現在も航空機はその場から動いていません。

全日空 広報 「現状では、航空機を移動させる牽引(けんいん)車を取り付けることができないため、キズが入ってしまった航空機のタイヤを交換して、機体が動かせるか確認している」

 問題の航空機は誘導路に残ったままの状況ですが、他の便はほぼ通常通り運行しています。

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