自民党、公明党と立憲民主党が年金改革法案の修正で合意したことを受け、国民民主党の玉木代表は「与党と野党第一党で決めるのは拙速だ」と批判しました。
国民 玉木代表 「与党と野党第一党で、将来の増税を決めてしまうのは極めて拙速だ。今のままだと、毒入りあんこの入ったあんぱんだという批判は免れない」
年金改革法案は与党と立憲が基礎年金の底上げを付則に盛り込むことで合意し、今の国会で成立する見通しです。
これに対して玉木代表は「底上げには賛成だ」としつつ、「基礎年金の半分が税金なので底上げによって税負担が約2兆円増える。将来の増税を伴うのに財源が明示されていない」と批判しました。
国民民主党は週内にも基礎年金の底上げにかかる財源を盛り込んだ独自案を提出する方針です。