名古屋工業大学などの研究グループは、熱中症の搬送者数を全国で1週間先まで予測するシステムを開発しました。
名古屋工業大などの研究グループが開発したシステムでは、当日の気温や過去の気象データに加え、過去の14万件に上る熱中症搬送者のデータなどを分析して、1週間先まで搬送者数を予測します。
都道府県別に熱中症の疑いで搬送される人数を、1日ごとに提供できるということです。
一方で、予測は各都道府県の県庁所在地の気象条件を使って推定しているため、広いエリアを持つ県では精度に差があるとしています。
搬送者数の予測はすでにホームページで公開されています。