アメリカのベッセント財務長官は中国との貿易を巡り、トランプ大統領が近く習近平国家主席との電話会談に臨む可能性があると明らかにしました。
米中の貿易を巡っては先月、双方の追加関税を引き下げることなどで合意しましたが、その後、トランプ大統領は「中国が合意を破った」と非難しています。
こうしたなかベッセント財務長官が1日、テレビ番組のインタビューで、トランプ氏と習近平国家主席の電話会談により問題が解決すると述べ、時期については「まもなく進展があると信じている」と近く実施される見通しを示しました。
トランプ氏が中国を非難している理由については、中国がレアアースなどの供給を制限しているからだとし「信頼できるパートナーの行動ではない」と話しました。