ニュース

高校生がプロから極意を学び金魚を飼育 全国品評大会へ 香川・多度津町

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 香川県多度津町の高校で3日、生徒が金魚のプロから飼育の極意を学び、金魚を育て始めました。

 多度津高校で、日本オランダ獅子頭愛好会の中嶋一誠会長が金魚飼育について講義しました。

(日本オランダ獅子頭愛好会/中嶋一誠 会長)
「雨水、今酸性雨が強くて雨水いれると色が変わる前の金魚が尾がなくなる。雨は入れないように覚えておいてください」

 海洋生産科の2年生12人が普段は食用の魚の養殖について学んでいます。

 金魚の飼育技術は魚の養殖に応用されていて、多度津高校でも完全養殖のサヨリに金魚の餌やり方法が活用されています。

 生徒は金魚を大きくする方法や美しい見た目にするコツなどを学びました。講義の後、生徒に生後1か月ほどの金魚が贈られました。

(記者リポート)
「こちらが日本オランダ獅子頭の稚魚です。今はまだ小指の第一関節分くらいの大きさですが、水温や餌やりに細心の注意を払って育てると、こぶしの大きさぐらいになるそうです」

 生徒は水温を調節しながら学校の水槽に移しました。

(生徒は―)
「難しいと思うけど、やっていったら大きくなった時の達成感がしっかりあると思うので頑張りたいです」
「飼育に適した水温とかを調べたりしてちゃんと本格的にやるのは初めてなので、頑張りたいと思います」

(日本オランダ獅子頭愛好会/中嶋一誠 会長)
「若い人にも金魚の魅力を分かってもらいたい。毎日根気よく世話をするのは大変なことですけど続けてほしい」

 生徒が育てた金魚を選考し、2025年11月の全国品評大会に出品する予定です。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース