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「融資の保証金として40万円を…」 詐欺の疑いで62歳の女逮捕 同様手口の詐欺に遭って加担か 香川

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 2024年10月、香川県に住む男性(当時47歳)に「融資の保証金」と嘘を言って現金40万円をだまし取ったとして、東京都に住む無職の女(62)が3日、詐欺の疑いで逮捕されました。

 警察によりますと、女は何者かと共謀し、2024年10月15日にLINEの通話機能などを使って「融資の保証金として40万円を振り込む必要がある」などと嘘を言いました。そして翌日、高松市内のATMから女名義の口座に現金40万円を振り込ませた疑いが持たれています。

 警察の調べに対して女は「指示されて動いた」と容疑を一部否認しています。

 警察によりますと、以前に女も同様の手口で「融資保証金詐欺」に遭い、十数万円を振り込んだということです。そして「振込先が違う。賠償が生じる。払えないなら仕事をしてもらう」などと脅され、今回の事件に関与したとみられています。

 香川県警によりますと、2025年1月から4月末までに109件の詐欺事件が発生し、被害額は約3億3800万円でした。前年の同じ時期と比べて43件増えていて、被害額は約2億4600万円増加したということです。

 2025年1月から4月末までに発生した詐欺事件のうち、融資保証金詐欺は3件で、被害額は約400万円です。

 香川県警では、携帯電話で「融資可能」「借金一本化」などとショートメッセージが届いても安易に借り入れを申し込まず、周囲の人に相談すること。また「融資を受けるために保証金が必要」などと先にお金を振り込ませようとする場合は詐欺を疑ってほしいと注意を呼び掛けています。

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