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国会で28年ぶりに法案審議 「選択的夫婦別姓」実現を訴え 高松でもスタンディング

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 「選択的夫婦別姓制度」を巡り、国会で28年ぶりとなる法案審議が始まっています。制度の実現を求める人たちが国会に声を届けようと全国で「スタンディングアピール」を行っています。

 1日夕方、高松港に集まったのは改姓にまつわる困りごとの共有や陳情活動などを行う「ぼそぼその会」のメンバーら5人です。「旧姓使用は限界」、「望まない改姓をゼロに」などと書かれたプレートをそれぞれ手にします。

 制度の実現を願う人たちが5月から国会議員会館前をはじめ全国各地で一斉に街頭に立っていて、香川らしい場所から連帯しようと海が見えるこの場所を選びました。

 5月30日、衆議院の法務委員会で立憲民主党と国民民主党がそれぞれ提出した選択的夫婦別姓を導入する法案と日本維新の会が提出した旧姓を使いやすくする法案の審議が始まりました。

 どの案も過半数を得る見通しは立っていませんが、ぼそぼその会の山下代表は希望を捨てず、議員1人1人に声を届けたいと話します。

(ぼそぼその会/山下紀子 代表)
「選挙とか政局に左右されずに、これが人権問題っていうこと、困りごとを抱えてきた人たちの声に寄り添って法改正を進めていただきたいなと思います」

 香川県では、4日午後4時から丸亀市のマルタス前でもスタンディングが行われます。

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