ウクライナの隣国ポーランドで大統領選挙の決選投票が行われ、親EU=ヨーロッパ連合派の与党候補と保守派の候補による大接戦となっています。
ポーランドの大統領選の決選投票は、トゥスク首相が率いる与党の候補でワルシャワ市長のチャスコフスキ氏と、アメリカのトランプ大統領を支持する自国第一主義の保守派、ナブロツキ氏によって争われています。
投票締め切り直後の出口調査で、僅差のリードが伝えられたチャスコフスキ氏が勝利宣言をしたものの、最新の調査結果ではナブロツキ氏が2ポイントリードする展開となっています。
ポーランドでは政治の実権は首相にありますが、大統領が法案の拒否権を持っていて、EU諸国との協調を重視するトゥスク政権の行方を左右するとされています。