東京と仙台駅の間の上下線で運転を見合わせていた東北新幹線が17日午後に運転を再開しました。
JR東日本によりますと、午前11時24分ごろ、東北新幹線で走行中の回送列車が宇都宮と那須塩原駅の間で加速できなくなる車両故障が発生しました。
後続の「はやぶさ17号」の乗客682人を上り線の「なすの274号」に渡り板を使って乗せ換える作業は午後3時50分に完了し、「なすの274号」は宇都宮駅に移動しました。
また、線路上に止まっているもう1本の「やまびこ57号」には乗客が480人乗っていましたが、線路を引き返し、午後3時14分に宇都宮駅に到着しました。
一方、回送列車は検修係員の車両処置で自走が可能となり、単独で午後4時6分に那須塩原駅まで移動しました。
その結果、約5時間半にわたって東京と仙台駅の間の上下線で運転を見合わせていた東北新幹線は午後5時に運転を再開しました。