小泉農林水産大臣は経団連の筒井会長らと懇談し、企業の農業参入の促進など農業に関する課題について具体的に検討を進めていくことで合意しました。農水大臣と経団連の懇談は約10年ぶりです。
小泉農水大臣 「次の世代の方々のために生産性が高く、若者が参入したくなる魅力的な次世代につなぐ農業を創造していくことの重要性について確認できました」
農水省と経団連との懇談では「次世代に繋ぐ農業」にすることが重要として、企業による農業参入促進の加速化にむけた生産基盤の強化や輸出の強化など4つの課題に対して具体的に検討していくと合意しました。
小泉農水大臣は、こうした課題の克服には「企業参入や民間の投資も不可欠」との考えを示し、経団連に協力を求めました。
経団連の筒井会長は「官民でどう協力して進めていけるか、議論の土俵が出来上がった」と話しました。