10万円のサンマが1000円に値下げ。一体、何があったのでしょうか。
札幌市のスーパーで販売されているサンマ。先週、釧路港で水揚げされたばかりの初物で、1尾10万7999円です。
買い物客 「本当なんですか、これ」 「え!?1尾が10万円近い。えー」
なぜ、こんなに高いのでしょうか。
最高値で落札 吉本水産 月寒店 嶋村謙一店長 「毎年一番競り狙ってるので…今後の豊漁と、店もうまくいけばいいなと思い入れた」
記録的な不漁が続いているサンマの初セリご祝儀と、豊漁への期待も込められて1尾10万円超え。
最高値で落札 吉本水産 月寒店 嶋村謙一店長 「まあ高いよね。この値段じゃサンマは買えないよね」 「(Q.買っていく人はいそう?)きょうはいないと思う」
その後、購入客は現れたのでしょうか。
最高値で落札 吉本水産 月寒店 嶋村謙一店長 「次の日からは値札に×して、下に応相談という…」
そして…。
最高値で落札 吉本水産 月寒店 嶋村謙一店長 「きのうの夕方すぎ、年配の人ですね。『いくらになるの?』みたいな感じで聞かれたので、最初は5000円くらいからスタートして、最後は1000円まで下げたけど」
1尾10万円以上していたサンマが3尾3000円で売れました。
最高値で落札 吉本水産 月寒店 嶋村謙一店長 「こっちはもうあした(店が)休みなので安く売っちゃいましたけど。(1尾)1000円で買ってくれてよかった」