国連は「SDGs(持続可能な開発目標)」について報告書を公表し、目標達成に向けて「大きく遅れている」と危機感を示しました。
国連 グテーレス事務総長 「本日の報告書はSDGsが依然として達成可能であることを示しています。しかし、それは私たちが緊急性、団結、そして揺るぎない決意を持って行動を起こす場合に限ります」
国連は14日、2030年までの達成を目指す「SDGs」に関する進捗(しんちょく)状況をまとめた報告書を公表しました。
「達成もしくは順調」と判断できる項目は18%で、この数字に「ゆるやかな前進」を加えても35%に留まっています。
一方、18%が2015年のベースラインより「後退している」としています。