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“薬効かない”耐性菌増 「百日せき」感染が過去最多

社会

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 流行中の「百日せき」。薬の効きにくい“耐性菌”も増加しているといいます。

 百日せきの流行が収まりません。

子ども 「金曜日から喉が痛い」 医師 「せきは?」 子ども 「いっぱいしている」

 1週間で新たに確認された患者は過去最多の3578人。累計は4万人を超えました。その中で増えているのが…。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「マクロライド系抗生物質が効きにくい患者が増えている」

 これまで使われていた薬が効きにくい、耐性菌に感染した患者です。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「したがって第2選択薬のST合剤、バクタという抗生物質を慎重に使うが、少し強い(薬)ですから、妊婦や新生児には原則、使わない。使うとなれば、相当な高度の医療施設で覚悟を持ってモニタリングしながら使う」

 百日せきの感染力はインフルエンザの10倍ほどだといいます。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長 「せきエチケットをすることも重要になる。接触感染もあるので手洗いアルコール消毒も有効。手洗い+アルコール消毒、できれば高性能のHEPAフィルターをようした空気清浄機を併用」

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