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ウクライナについてトランプ米大統領 「モスクワを標的にすべきではない」

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 アメリカのトランプ大統領は、ウクライナはモスクワを標的とした攻撃はすべきではないと述べ、長距離ミサイルの供与は検討しない考えを示しました。

トランプ大統領 「(Q.ゼレンスキー氏はモスクワを狙うべきか?それともロシアのもっと奥深いところを狙うべきか?)いや、モスクワを標的にすべきではない」 「(Q.長距離ミサイルを供与するつもりは?)いや、そのつもりはない」

 トランプ大統領は14日、従来の方針を転換し、ウクライナに対して防空システム「パトリオット」を含むアメリカ製の兵器をヨーロッパのNATO(北大西洋条約機構)加盟国を通して供与すると表明しました。

 攻撃用の兵器も供与されるのか注目が集まっていますが、トランプ氏は15日、記者団に対し、ウクライナはモスクワを標的とした攻撃をすべきではないと述べ、長距離ミサイルの供与は検討しない考えを示しました。

 また、停戦に応じないロシアのプーチン大統領に非常に失望しているとしながらも「自分はどちらの側にも立っていない」と強調しました。

 フィナンシャル・タイムズは15日、関係者の話としてトランプ氏が4日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談した際に「モスクワを攻撃できるか」と尋ねたところ、ゼレンスキー氏は「アメリカが兵器を供与してくれればもちろん可能だ」と答えたと報じています。

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