去年、韓国の空港で旅客機が胴体着陸し炎上、179人が死亡しました。原因は飛行中に鳥とぶつかる“バードストライク”でした。
事故を引き起こしたのは、渡り鳥の「トモエガモ」です。この鳥が近年、国内でも急激に増えていて、国土交通省が全国の空港に注意を呼び掛けたことが分かりました。
トモエガモは群れをなして飛ぶうえ、カモの中では比較的重いため、航空機に衝突した際に、機体を損傷する恐れが「極めて高い」ということです。
特に、佐賀空港に近い諫早湾や、成田空港に近い印旛沼では、大群が確認されていて、これらの地域では厳重な警戒が求められます。
(「グッド!モーニング」2025年7月16日放送分より)